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「日本はどうしてこんなに地震が多いんだろう、地震がなければいいのに。」と思ったことはありませんか。誰でも地震は怖いですよね。大きな地震が起きたとき、地面が強く揺れたり建物が壊れたりする被害を目にしてきたと思います。
では逆に、地震がなかったらどうなったのでしょうか。そもそも、地震がなければ日本列島が生まれてくることはありませんでした。地球上に10数枚しかないプレートのうち4枚がぶつかりあって、地面を押し上げて日本列島ができました。地面が隆起したことにより、山脈ができ、川が流れ、平野を作って私達が住むようになりました。この狭い国土では、世界中の約1割の地震が起こり、多くの火山が密集してマグマを吹き出しています。ここには生きている地球の息吹が満ちあふれているのです。
さらに私達は、この地震とうまく付き合っていくにはどうしたらよいか、日々工夫しながら生きて来ました。大きな地震の後には、その現象や被害を詳しく調べて、被害を少しでも減らすために今後どうしたらよいか、真剣に考えて来ました。地震に強い建物を建てる基準を作ったり、津波や地震の警報システムを作ったりしました。
地震は怖いけれど、ただ怖がるだけではなく、地震のことをよく知って正しい知識を身につけてほしい。地震にうまく対処してきた先人達の知恵を知ってほしい。そういう気持ちからこのペーパークラフトは生まれました。さあ、地震に埋め尽くされた地球儀を組みたてながら、これまでに起こった大地震について調べてみましょう。
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