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2008年岩手・宮城内陸地震(Mj7.2)(6/12)及び
岩手県沿岸北部の地震(暫定M6.8)(7/24)と歴史震度



地震の震央と歴史震度との比較

※歴史震度には、揺れの大きさの見積もりに誤差が
あるので、震度を過小・過大評価している可能性が
あります。
平成20年6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震(Mj7.2)の震央(6/14 ☆)と、 同年7月24日の岩手県沿岸北部の地震(Mj 6.8)の震央(7/24 ☆)を、 1586年から2007年までに観測された最大歴史震度と比較しています。

赤い色ほど震度がこれまでに記録した最大の震度が大きかった場所です。


6/14 (Mj 7.2)

6/14の地震の震央近くでは、これまでに最大で震度5強から6弱の揺れが記録されています。

北・北東に広がる震度5強(黄色)の領域は、主に沈み込む太平洋プレートの沈み込み帯で発生する地震による揺れを記録したものです。

南東の宮城県側に広がる震度の大きな領域は、同様にプレートの沈み込み帯で発生した地震によるものと、2003年に内陸で発生した地震によるものです。

7/24 (Mj 6.8)

この地震では最大震度6強が観測されましたが、歴史震度では今回の震央周辺では八戸市を除き、震度5強以下しか観測されていませんでした。

震源の深さは100km以上と深いので、日本列島の下に沈み込む太平洋プレートで発生した地震と考えられます。このタイプの地震は歴史的に宮城県沖で多く発生しているので、より南部で被害が出ています。(下図右参照)

歴史最大震度(内陸地震)
6/14の地震が属するタイプ
歴史最大震度(プレート沈み込み帯の地震)
7/24の地震が属するタイプ
プレート境界地震、沈む込むプレート内部で発生する地震をこちらのグループに入れています。7/24の地震は更にその後者になります。
情報リンク
参考文献
  • Miyazawa, M. and J. Mori, Test of seismic hazard maps from 500-year-recorded intensity data in Japan, (in preparation)
    
    
  • Miyazawa, M. and J. Mori (2006), Recorded maximum intensity maps in Japan from 1586 to 2004, Seism. Res. Lett., 77, 154-158. (SSA)

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