草津白根山湯釜南東の連続観測点では、3〜4月の融雪期に全磁力が減少する変化が観測されてきた。昨年は、その地磁気変化の原因調査のために湯釜南東の観測点周辺で徒歩により磁気測量を行った結果について報告した。本講演では、熱収支から算出した地表面温度の季節変化に基づいてその季節変化の原因を考察した結果について報告する。