国土地理院では,平成8年以来,日本全国12か所でフラックスゲート磁力計及びプロトン磁力計からなる地磁気連続観測装置を運用し,日本全国の地磁気の地理的分布と変化量を調べてきた.近年では,機器の老朽化等が見られるため,全国の地磁気連続観測装置のフラックスゲート磁力計及びオーバーハウザー磁力計への更新を今年度進めている.本発表では,更新の進捗状況や更新後の機器のスペックについて報告する.