三次元比抵抗構造解析により、神居古潭帯の蛇紋岩体分布域の下に顕著な低比抵抗体が分布することを明らかにした。過去の地質学的研究との統合解釈の結果、低比抵抗体は間隙流体を伴って上昇するマントル物質を表してしている可能性が高いことが示された。