metronix社のADUのsamplingにあわせた低消費電力の電場のみの測定装置Elogを開発したことで,より効率的に多点でのMT観測を行うことが可能となった. しかし,ADUとElogでは,その周波数特性やADのタイミングが異なり,特に10Hz以上の高周波でのMT応答関数が正しく決定されない可能性があった. この問題を解決するため,ADU-Elog間の周波数応答特性を実測やADの特性を参照する事で見積もったので,その結果について報告する.