山崎断層帯主部南東部は,琵琶甲断層および三木断層で構成される.これまでに琵琶甲断層西セグメントおよび三木断層でAMT法調査が行われている(Ito et al., 2015 ; Katsumura et al., 2016).本発表では,その中間に位置する琵琶甲断層東セグメントで行ったAMT法調査から,地下比抵抗構造を求め,そして,その結果を琵琶甲断層西セグメントおよび三木断層の地下比抵抗構造と比較し,山崎断層帯主部南東部の特徴について議論する.