山崎断層系大原断層の地下比抵抗構造は,上田(2008)がAMT(Audio Frequency Magmetotelluric)法 により推 定している.この研究では観測点の 間隔が広く,断層とその周辺の比抵抗構造との対応が精度よくできていないと いう問題がある.そこで本研究では,上田(2008)と同様の観測線を用いてAMT 追加観測を行い,さらに詳細な断層近傍の地下比抵抗構造を求めた.