2006年11月15日、および、2007年1月13日に発生した千島列島沖地震の津波によって引き起こされた電磁場が、震央から約800km離れた海底長期電磁気観測地点NWPで観測された(Toh et al., 2011)。本研究の目的は、この観測された電磁場を津波ダイナモ理論を使って再現することである。本ポスターでは、2006年の千島列島沖地震による津波の非一様薄層導体近似を用いた数値シミュレーション結果について報告する。