水平成層比抵抗構造を与え、見掛比抵抗曲線の計算値を計算するにはディジタ ルフィルタを用いるのが一般的である。一方で、2層構造の見掛比抵抗曲線 (標準曲線)を準備し、観測曲線と合致するものを探す方法がカーブマッチン グ法である。カーブマッチング法はトレーソングペーパーに描いた観測曲線と 標準曲線のみで解析でき、計算機を必要としないことから、学部学生の実習に 使用するには適した方法である。学生実習のための解析の答え合わせを迅速に 行うためにカーブマッチング法の自動化プログラムをC#で作成した。